インターネットの接続業者（プロバイダー）の中には複数のメールアドレスが使えるところもあり、また、メールソフトで送受信できる無料メールアドレスもあります。WEBメールより、メールソフトで送受信出来た方が、クリック一つで済むのではるかに楽です。そこで、Outlook Expressで複数のメールアドレスを使い分ける基本的な技を解説します。

【アカウントの登録】 新しいメールアドレスをOutlook Expressに登録する方法ですが、詳しいやり方は無料メールアドレスのサイトなんかに書かれてあるので、ここで解説するまでも無いでしょう。 【受信メールの振り分け】 Outlook Expressで全てのメールアドレスを一括チェックすると、どのメールアドレスに届いたメールも一緒くたになってしまいます。そこで、受信したメールをアドレス別に振り分けるように設定しておくと便利です。アドレスAに届いたメールはフォルダAに格納という具合です。 やり方は以下の通り。 まず、振り分けられたメールを格納するフォルダをあらかじめ作っておきます。Outlook Expressのメニューの「ファイル」-「新規作成」-「フォルダ」で作成できます。 次に、メール振り分けの設定です。 Outlook Expressのメニューの「ツール」-「メッセージルール」の「メール」を選択します。すると下のようなウィンドウが出るので、、「新規作成」ボタンを押すと「新規のメール　ルール」が出ます。いきなり「新規のメール　ルール」のウィンドウが出ることもあります。 　 ← 新規のメール　ルール設定ウィンドウ　 「新規のメール　ルール」のウィンドウでは、上から順に次のように設定します。 ■「１.ルールの条件を選択してください」のところは「宛先にユーザーが含まれている場合」にチェック。 ■「２.ルールのアクションを選択してください」のところは「指定したフォルダに移動する」にチェックを入れます。 ■これで「３.ルールの説明」のところに説明が表示されるので、まず「ユーザーが含まれている」という青い部分をクリック。「ユーザーの選択」というウィンドウが出ます。 上の入力部に振り分けたいメールアドレスを入力し、「追加」ボタンを押し、「OK」を押します。 最後に振り分け先のフォルダを指定します。「新規のメール　ルール」のウィンドウの「指定したフォルダ」という青い部分をクリックして、フォルダを指定すれば完了です。必要ならルール名も付けておいてください。 振り分けたいメールアドレスが更にあれば、これらを繰り返して設定します。 【どのメールアドレスから送信するかの選択】 これは簡単です。 「メッセージの作成」ウィンドウの「送信者」部分の右端矢印をクリックして出るプルダウンメニューから選択するだけです。